インパクトのある採用動画

「第0次採用試験」というテロップにまず「おお！？」と、タダモノではない動画が始まったことを感じさせます。何で切断するかという問題の解答を4つの選択肢から選ぶというインタラクティブ動画。スイカを明らかに不正解なウォータージェットで切断したりと、正解だけを紹介するのではなく、誰がどう考えても不正解な選択肢まで大真面目に、しかも、カッコイイ映像と音楽の演出でやってしまうセンスがすごい。今まで見たことのないインパクトある採用動画です。

かっこいい音楽に合わせてスイカや丸太、そして地下鉄までカットしていく映像は、とても刺激的でインパクト大の動画です！駆け抜けるように、疾走感のある映像を次々と楽しんでいると、次は静かに社員が仕事への思いを語るインタビューが素晴らしい。ぐっと引き込まれました。動画は採用に向けて作られたものですが、この企業で働く人にとっても誇らしく、話題にしたくなると思いますし、「こんな会社で働いてみたい！」というフィーリングにつながる人も少なくないはず。会社自体に興味を持つきっかけとして、素晴らしい動画ではないでしょうか。

顔の見えない採用動画（企業紹介動画）、という潔さにまず驚きました。オフィスの様子がわかるでもなく、どんな人が働いているかがわかるわけでもなく、仕事や企業理念をアニメーションだけでシンプルに伝える。多くの人に親しまれているサービスを展開する企業だからこそなせる技だと思います。

全編アニメーションでとても可愛らしく、食に関わる会社らしい優しくやわらかな雰囲気が素敵な動画です。ユーザーとして多くの人に親しまれ、広く知られている企業だからこそ、サービスを提供する側という目線でこの会社について改めて知ることができるように作られた動画だと思います。どんなサービスを提供しているのか、ということのみならず企業の理念やミッションが非常にわかりやすくまとめられていて、すんなりと頭に入ってくる内容でした。

パトカーや白バイなど警察車両がドラマティックに映し出されて「潜入プロフェッショナルの仕事」というタイトルから始まった動画。このままドキュメンタリータッチで展開していくのかと思いきや、人物（刑事警察の場合、犯人役、被害者役、刑事役）が登場すると空気が一転。おそらくすべて警視庁の方々。素人の素朴なセリフ回しと演技に思わずクスリとさせられ、親近感がもてます。
しかし、実際の現場の仕事の場面になると、突如としてドキュメンタリータッチに。このテイストの落差と選択肢によるストーリー分岐、達成度ゲージなどのインタラクティブ動画ならではの飽きさせない工夫を盛り込みながら、警察の仕事を魅力的に伝えています。

刑事警察・地域警察・交通警察という３つの職種から、自分で選択してそれぞれのストーリーを進めていくというまるでゲームのような作りになっています。動画が始まると、「あなたならどうする？」といういくつかの選択肢があり、自分の選択がストーリーの続きを左右します。まるでゲームのように楽しめるユニークな作りの動画で、「自分ならどうするかな」「どうすることが警察官として正しいのだろうか」と、警察の仕事を自分ごととして考えられる作りになっています。